新時代のキャリアを考える〜令和に働く私たちに必要なこと〜

キャリアを形成する上で必要なものはなにか

2019年4月より順次施行されている働き方改革や、2020年に入ってから国内でも猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の流行など、様々な影響を受けながら、私たちの働く環境・形態が、大きく変化してきています。
中でも大きく変わったとされているのは企業のテレワークの導入で、東京都庁の調査によると、テレワークを導入していると回答した企業の割合は、2020年3月に24.0%、4月には62.7%と2.6倍に増加していることが分かりました。(参照|東京都:テレワーク導入率緊急調査結果)
この結果からも、企業のテレワーク導入率は今後も伸び続け、ニューノーマルになっていくのではないかと考えられています。

こんな激動の幕開けをした令和時代に働く私たちは、ニューノーマルな働き方に順応しながら、キャリアを形成していくことが必須となっています。この時代に働く私たちは、何を身につけ、何を学び、何を考えて行動をしていくべきなのでしょうか。

働き方の本質を捉え、自身のキャリアを形成していくために必要なものを感じ取っていきたいものです。

令和の時代の働き方とは

令和の『働き方』を考えてみましょう。
これからやってくる未来は、何を必要としているのか。サイエンスシフト編集部が先達に伺った働く意味やその本質について、ご紹介します。

 

グローバルな視点から見る日本の就活、就活の先を見据えたキャリア形成

Googleにて人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍されていた、ピョートル・フェリクス・グジバチ氏(現・プロノイア・グループ株式会社 代表取締役)にインタビューを行いました。
キャリアを形成するために必要なことや、就活中の学生に宛てた『働くために大切なこと』の3つのアドバイスなど、私たちに「働くこと」そのものについて考えるきっかけを与えてくれます。(2019年3月取材)

「私のミッションは誰もが自己実現できる世界」元Googleの人材育成責任者が、今、学生に伝えておきたいこと

https://scienceshift.jp/blog/human-resource-development/

自身のキャリアや働き方を考えることは、生き方を考えること

「はたらく」って何だろう?を考え、情報を発信しているWebマガジン「WORK MILL」の編集長・山田雄介氏(株式会社オカムラ)にインタビューを行いました。
働き方改革が求められている背景、それに取り組む現場の話から、将来的な話まで幅広く伺っています。「人生=会社」という時代ではなくなった現代で、自分の時間をどう使っていくのか。生き方・働き方を考えるのに必要な「気づき」を与えてくれる、そんなインタビューとなっています。(2019年1月取材)

「働き方改革」は就活生にどう関係していくのか?「はたらく」を考える『WORK MILL』編集長に聞いた「働くの未来」

https://scienceshift.jp/blog/human-resource-development/

『働く本質』とは

どうして働かなくてはいけないのだろう。自分は何のために働くのだろう。仕事ってそもそも何なのだろう。そのような疑問を持ったことがある人も多いはず。そこで、『「働く」ことについての本当に大切なこと』の著者である、リクルートマネジメントソリューションズ 組織行動研究所所長の古野庸一氏から、メッセージをいただきました。
働く目的や、自分なりのキャリアを形成する『キャリア・クラフター』のお話など、『働く』ことへの本質に迫った興味深い内容になっています。(2020年6月公開)

『「働く」ことについての本当に大切なこと』著者が伝えたい働く本質

https://scienceshift.jp/blog/job-2020/

自分の働き方を考える

日々の仕事の中で、自身の成長をきちんと考えられているでしょうか。
ここでは、キャリアを形成していくために考えておきたいこと、知っておきたいスキルなどを集約しています。

良いキャリアを築くためにはどうしたら良いか

『組織と個人』『関わりあう職場のマネジメント』などの著者で、組織論を専門とする鈴木竜太氏の連載から、働くことの本質に迫った「良いキャリアを築く」ために必要なことについて述べた記事をご紹介します。
良い将来のために、自分自身のキャリアプランを綿密に計画立てている、という人は多いでしょう。しかし、働く上では時折、突発的・偶発的に発生した出来事が、自身のキャリアへ大きな影響を与えることがあります。その良き『偶然』に注目した考え方をご教示いただいています。(2018年6月公開)

キャリアにおける「偶然を大事にする」という考え方

https://scienceshift.jp/blog/thinking-for-the-career/

組織における自分の価値はどのように決まる?

鈴木竜太氏の連載からのご紹介です。
皆さんが組織に所属している中で考えることの多いであろう『自分の価値』について述べられている本記事。組織における自分の価値がどのように決まるのか、会社がその人の価値をどのように考えているのか。付加価値を生む人材になるための要素や、「自分には能力やスキルがない」と感じた時の打開策など、何かを変えたいと思っている人の背中を押してくれる内容になっています。(2018年3月公開)

自分の価値は何で決まるか?「スキルが高い人=会社にとって価値の高い人」ではない

https://scienceshift.jp/blog/know-your-own-value/

組織で働くことにはどのような価値があるのか

こちらも鈴木竜太氏の連載からのご紹介です。
連載の一本目である本記事は、働き方が多様になった現代で、企業で働く意味の根本を考え、企業・組織の在り方を教えてくれます。
「組織で働くこと」と「個人で働くこと」を比較し、そこから企業で働くことや自分の働きたい組織について考えるところまで発展させます。就活中の学生さんや、キャリア形成を考えている方に読んでいただきたい内容となっています。(2018年1月公開)

なんとなく「就活しなきゃ」の前に考えるべき、“組織で働く” 意味 なぜ人はカイシャに集まるのか?

https://scienceshift.jp/blog/meaning-of-working-in-an-organization/

まとめ

時代の働き方を見極め、その本質を感じ取る。
今求められているものを見極める。
それは、難しいように見えて、決して難しいことではありません。
新時代を生きる私たちのキャリア形成は、自分自身を知り、考え、行動するという、シンプルな中に見えてくることでしょう。今回ご紹介した記事で様々な気づきがあれば幸いです。

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